【GNI】BAB完全子会社化【増資と買収】
こんにちは、なんとなく健康の為(ポイントの為)に日々、歩き続けているぷぅです。
色々と騒がしかった2020年ももうすぐ終わりですね。
さて、3日ほど前のお話になりますが、GNIより増資とBerkeley Advanced Biomaterials LLC(以下、BAB)買収のIRが発表されました。
少し遅くなりましたが、わりかし大きな案件なので、簡単に記事にしておきたいと思います。
発表されたIRは↓
Berkeley Advanced Biomaterials LLC完全子会社化による医療機器事業の強化
Berkeley Advanced Biomaterials Inc.の買収ならびに第三者割当による新株式発行に関するお知らせ
お知らせの中では以下の点について記載されています。
- 以前、連結子会社化したBAB(70%取得)について、残り30%を取得し、完全子会社化する。
- 株式交換による取得で、GNIは1株1,642円にて2,374,794株の新株を発行(5.47%の希薄化)する。
- 最終的にGNIの株式を割り当てられるBABI社の株主2名は今回発行されるGNI株式を長期保有する方針はないとのこと。(市場での売却が想定される)
- 2021年2月発表予定の決算短信に記載される2012年12月期の業績見通しには本買収を考慮した数字が記載される。
- BABの製品群の中国市場での需要にこたえるべく、事業の展開も視野に入れることを目指す。
まぁこんなとこです。
まずBABの実績(医療機器セグメント)について簡単に振り返ると、
2019年12月期が売上18.2億円・利益8.7億円で、今期は3Qで売上12.1億円・利益4.3億円となっています。
今期は、コロナ禍により手術件数が減ったとかで少し苦戦しておりますが、それでも良い数字を出していると思います。
完全子会社化すれば、親会社の所有者に帰属する当期利益には2億前後上乗せされる計算になるので、悪くないお話だと思います。
ただ、増資発表のタイミングが株価が低迷しているこのタイミングというのは、もう少しなんとかならなかったのかと思ってしまいます。
あと、GNIの株を割り当てられる2名にはどうせなら安定株主として保有してほしかったですね。。
今後の展望として、BABの中国市場への展開を 示唆しているのは少し楽しみです。
これまでの実績から利益率のよい事業ですし、売上が伸びれば利益面での貢献は大きいのではと感じています。
さて次のGNIの材料は何がくるでしょうね。
子会社上場の進捗か、業績に関するお知らせか、F351米国の報告か、F351中国の報告か。それともCullgenのお知らせか。。
2021年もGNIが大きく成長してくれることを期待しています。
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ではでは、皆さんがよい投資生活を送れますように。
投資は自己責任で。
バイオは現物で。
2021年は良い年でありますように。
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