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GNIから決算説明資料発表 2019/2/18

決算の期待感から失望へ

一株3180円なり 

こんにちは、なんとなく健康の為(ポイントの為)に日々、歩き続けているぷーです。

GNIから決算説明資料が発表されました。今回の決算は売上がほぼ予想どおりの約50億、利益面は為替変動による為替差損で親会社の所有者に帰属する当期利益は約2億の赤字となりました。

なお本業の儲けを現す営業利益は+268%の568百万円となっており、順調に利益が伸びています。

正直3Qの伸びから、4Qはもっと伸びるかと期待したのですが、ほぼ売上は予想どおりの着地です。

もともと、4Qが伸びると思ったのは毎年4Qの売上が特に多かったからなのですが、4Qが伸びるという想定が間違っていたのかもしれません。

約一年程度の周期で大きく売上が伸びる(まとめ買い?)時があるというのが正確なのかもここ数日、考えていました。

とすれば2018年は想定よりもやや多く薬が売れたため、これまで4Qにあったまとめ買いが早まって3Qに計上された可能性があります。

この仮説なら通期の売上の想定は変わらずに、3Qが大きく伸び4Qはほぼ横ばいとなった現状の説明が可能です。

なお、会社予想では2019年は70億の想定と4Qの伸び悩みに見える現状からすると結構強気な予想ですので、じっくりと待ちたいと思います。仮説が正しいかどうかは今後の売上の経過で確かめたいですね。

 

さて、説明資料では、多分初めて各分野の子会社毎の持分比率を明示した営業損益が記載されました。これで幾分か会社の不透明感が払拭された気がします。

この説明資料を見て前から気になっていたアイスーリュイの権利関係の事が見えてきたような。。。気がしました。

アイスーリュイの製造販売は北京コンチが行っていますが、GNIの持分比率が約50%です。一方、100%子会社の方で主に研究開発してるので、親会社の所有者に帰属する当期利益はなかなか数字が増えにくいという現状があります。

この様な現状で、研究開発していない北京コンチがアイスの利益全部持っていくのは変じゃない?全てがGNIの100%子会社でないならちゃんと子会社間でロイヤリティを払うべきじゃね?と前々から気になっていました。

そんな中での今回の説明資料です。中国でF351等医薬品候補の臨床開発する研究開発推進子会社営業損益がたったの2億の赤字。

この子会社は基本的に売上が0でそこから設備の減価償却や人件費、研究開発費を引いたものが営業損益となるはずです。やっぱ、少ないよね〜

なんかロイヤリティもらってます?と気になるわけです。

ちょっと過去の資料あさって、今回発表された情報でなんか見えてこないか計算してみたいと思います。

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