【GNIグループ】Cullgenの歩みに刮目せよ【2019年後半からの歩み】
こんにちは、なんとなく健康の為(ポイントの為)に日々、歩き続けているぷぅです。
日本国内では、コロナがちょっと収まってきている今日この頃です。
見えている新規患者はもう少しで収まりそう。
皆さん、頑張りましょう!
はじめに
コロナの収まりが見えてきたことから、株式市場では、自粛の影響が大きい業種の銘柄も大きく戻し始めました。
そんな中、我らがGNIはというと…やっぱり全然あがらん。
いや、実は上がっている。
徐々には戻しているが、どうしても見劣りする感じ。
そして、、、F351の結果が全然でないんじゃー!※2020/05/11現在
待ちますよ。
あとちょっとぐらい。
何年も待ってますからね。
でも一言、言わしてほしい。
おっせー!!!!
さて、F351について焦らしがひどいGNIですが、
- 安定的な収益基盤(アイスーリュイの拡販、BAB)
- 次世代の収益拡大の芽(F351、アイスーリュイの適応拡大)
- 次々世代を狙う先進的な創薬基盤(Cullgen)
が揃った稀有なバイオベンチャー(とぷぅは思っているところ)です。
1.に関しては、毎回の決算で好調さを確認するお仕事。
2.に関しては、F351が焦らされ、アイスの適応拡大はまだ時間かかりそう。
という事で、妄想できそうな面白そうなネタはCullgenしか残ってない!
結果、このタイトルになっております。
Cullgenの歩み
2018年1月のCullgen設立から2019年8月頃までの歩みについては、以下の記事で纏めています。
この中でCullgenの持つ技術の有用性や開発進捗の速さ、GNIのCullgenへの期待の大きさなどについて言及しました。
その後の研究・開発状況などについて見ていきましょう。
2019/09/17‐19 Cullgenによる「17th Annual Discovery on Target」での演題発表
- Yue Xiong 博士 「Ubiquitin-Mediated Small Molecule Induced Target Elimination」について演題発表
- Cullgen創薬部門 Michael Plewe 「Targeted Protein Degradation for Treatment of Cancer」について演題発表
ここでは、Cullgen独自のユビキチン化を介した標的蛋白質分解プラットフォーム(uSMITE™)、及びその技術を用いた癌治療について発表した模様です。
uSMITE™については、CullgenのHPの中でも紹介されてますね。
2019/11/21 個人株主懇親会資料
いきなり「Cullgen GNIグループは創薬革命に投資」から始まるこの資料。
この中では、Cullgenの創薬プラットフォームついて大きくフォーカスしています。
GNIグループのCullgenへの期待の大きさが垣間見えますねー
2019/12/12 Jian Jin博士による重要な論文がNature Chemical Biologyに掲載
- 「ファースト・イン・クラスのEZH2選択的分解誘導化合物の発見」のタイトルで掲載
効果のある治療法が限られる乳がんの腫瘍増殖を阻止する可能性がある画期的な標的蛋白質分解誘導薬の開発候補化合物をデザインしたとの事。
とりあえず可能性ですよね。可能性。まー効果の証明が治験ですから、そう遠くない将来、パイプラインに加わる事に期待しましょう。
2020/02/18 2019年12月期 決算説明会資料
この決算説明資料の中でCullgenの進捗状況にも触れられています。
- すべての癌プログラムで進捗
- 2020年初旬に最初の治験化合物名を決定予定
- スタッフの増員及び研究室、オフィススペースの拡大
と、Cullgenへの積極的な投資と、順調な進捗が伺えます。
ただ、2020年の初旬は過ぎていますが、現時点では音沙汰がないですね。この辺はコロナの影響が大きかったのでしょうか。
2020/04/07 低分子 BRAF タンパク質分解剤についての Journal of Medicinal Chemistry 誌 論文掲載
このお知らせについては、以下の記事で触れていますので参考にして下さい。
という事で、2019年の後半~2020年の前半のCullgenは、主に学会等での発表及び論文の執筆などの研究活動が主だった動きでした。
ただ、決算説明資料にて「すべての癌プログラムで進捗」、「2020年初旬に最初の治験化合物の決定」など水面下では開発の動きが進んでいそうです。
GNIが投資した創薬革命をおこすCullgen。
もうすぐ迫る、その最初の治験化合物の発表を楽しみに待ちたいと思います。
(結局、また待つんだよなー)
本日のまとめ
F351の発表の遅さにしびれを切らしたぷぅが、Cullgenの歩みについて記事にしました。
ここ1年弱は、研究活動が主だったものでしたが、まもなく最初の治験化合物が決定されそうな時期にきています。
最初の治験の成否によってCullgenの世の中の印象が大分違ってくるでしょうから、慎重に選定してもらいところですね。
というところで、引き続きぷぅはGNIからの多方面にわたる朗報を楽しみに待っていたいと思います。
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バイオは現物、株式投資は自己責任で。
ではでは、皆さんがよい投資生活を送れますように。
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