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お金が大好きなblog主(ぷぅ@お金大好き)がお金に関して想うことを綴るブログです。

【研究開発プログラム】Sosei Heptaresの技術を新型コロナへ【始動】

こんにちは、なんとなく健康の為(ポイントの為)に日々、歩き続けているぷーです。

最近、家にいる時間はめちゃくちゃ長くなりました。運動不足気味になってきた気がします。なんとかしないとです。

さて、本日は、しばらく見て見ぬふりをしていたそーせいの話題です。昨日(4/14)、そーせいの終値は+115円の1459円となりました。久しぶりの大きめの上昇です。最近は、バイオ関連銘柄でも大きく買われている銘柄がちらほら見かけるようになりましたね。これまでのそーせいの値動きからすると、昨日の大きめの上昇はバイオセクターで買われているのとは違う感じで気になりました。

そこで、そーせいのHPを覗いてみると新型コロナに関するお知らせが掲載されていました。

COVID-19に関する新たな研究開発プログラムに構造ベース創薬の専門知識を応用

では内容を見ていきたいと思います。

研究開発プログラムの概要

  • ウィルス存続に不可欠なタンパク質(プロテアーゼ)の阻害剤(この阻害剤が、”対新型コロナウィルス(SARS-Cov-2)”)に重点をおく
  • そーせいグループの持つ構造ベース創薬(SBDD)技術により、阻害剤(SARS-Cov-2)の創出を目指す
  • 本研究開発プログラムによる研究成果はCOVID-19の治療法開発に携わる世界の研究コミュニティが自由に利用可能

という内容です。ウィルスに必要なタンパク質の阻害剤を自社技術を用いて、創出しますよ。その研究結果は無償で公開します。という内容ですね。

今回のお知らせのキーワードは、"プロテアーゼ", "阻害剤"です。まー相変わらず素人のぷーはよく分からないのでプロテアーゼについて調べる事にしました。

プロテアーゼの役割は?

プロテアーゼは、ウイルスゲノムから翻訳されるポリタンパク質を12の非構造タンパク質に切断し、そのうちのいくつかはウイルスの複製に重要な役割を果たすことが分かっています。(本お知らせより)

これ読んだだけで皆さん理解できるのでしょうかねー。とりあえず、プロテアーゼがウィルスの複製に関係ありそうな感じ?ですかね。

プロテアーゼについては、検索すると、ウィルス複製に関する記述がいろいろヒットしました。対象となるウィルスはコロナだけでなく、HIVSARS、インフルエンザウィルス、…なども同様の作用で複製するようです。

ウイルスが人の細胞に感染すると、自己複製のために様々なタンパク質を合成するようになり、その中には、お知らせに記載のある様な巨大なポリタンパク質が含まれるようです。

このままだと、大きすぎてウィルス複製にならないので、このタンパク質を切り刻む必要が生じます。この切断する作用をもつのがプロテアーゼになります。

巨大なタンパク質をプロテアーゼが切り刻んで、その一部がウィルスになるみたいな感じですかね。なかなか面白い動きが体内で行われているのですね。

という訳で、やはりプロテアーゼがウィルス複製に重要な働きを持っているので、プロテアーゼのタンパク質を切断する作用を阻害する薬を創ろうとしているのですね。

そーせいの利点は?

このお知らせの最後の記載”非営利研究活動”とあるように、この研究が成功しても直接そーせいの業績に影響する事はなく、むしろ投資の負担だけという事になります。

ただ、本研究開発が有用な物質を生み出すことに成功すれば、そーせいの技術力の高さに繋がり、今後の新たな協業体制に繋がるでしょう。

また、同様の機構は、他のウィルスにも認められるため、そーせいにとっても大きな知見になると思われます。

本日のまとめ

そーせいの創薬技術を用いて、プロテアーゼというタンパク質のウィルス複製に関係する作用に着目した創薬の研究開発プログラムが始動しました。ただし、これは非営利研究活動であり、そーせいの業績向上に直結するものではありません。

ぷぅの感想としては、業績に直結しなくとも、世界に大きな影響を与えるコロナの影響軽減に繋がるのであれば、株主として嬉しい限りだと思っています。(将来的には企業価値向上に繋がると信じてます)

 

バイオは現物、株式投資は自己責任で。

ではでは、皆さんがよい投資生活を送れますように。

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