【メディシノバ】MNOV急伸【新型コロナ関連】 2020/04/09
こんにちは、なんとなく健康の為(ポイントの為)に日々、歩き続けているぷーです。
4/8、遂に日本国内の新型コロナ感染者の一日に判明した人数が500人を超えました。なんか多いのか少ないのか最近よく分からなくなっていますが、引き続き感染防止に努めましょう。
さて、本日は大型導出に期待しつつ放置(一時+100%くらいの含み益が-50%の損失状態まで。。。)状態になっていたメディシノバの話題です。メディシノバはNASDAQにも上場しており、ティッカーはMNOV。昨晩の終値は、$4.41(+37.81%)と大幅上昇しました。きっかけは、4/8の日本市場の引け後に発表された新型コロナに関連した治験開始のお知らせです。
MN-166(イブジラスト)のCOVID-19感染による急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を対象とする臨床治験開始のお知らせ
では内容を見ていきたいと思います。
臨床試験開始
本お知らせは、COVID-19(新型コロナ)を原因とする急性呼吸窮迫症候群(以下、ARDS)を対象とするMN-166(イブジラスト)の臨床試験をイェール大学と共同で実施するという内容で、臨床試験の期間、規模等は特に記載はありません。
今回のお知らせのキーワードは、"新型コロナ", "ARDS", "イブジラスト"ですね。まー相変わらず素人のぷーはよく分からないので新型コロナとARDSについて調べる事にしました。
新型コロナとARDS
新型コロナの説明は省くとして、まずはARDSについてもやもやを解消しておきます。ARDSは、肺炎などがきっかけとなり重症の呼吸不全をきたす病気の様です。また、新型コロナで集中治療室に運ばれるような患者の多くはADRSが原因だと報告されているようです。そして、その死亡率も非常に高いとの事。
という事で、このあたりの情報から治験期間や市場規模などの推測が可能と思われます。
新型コロナに関する情報を色々見ていると、重症化してから死亡するまでの期間は1週間前後、死亡率は50%程度というのがざっくりとしたイメージです。
これにより本治験では1患者あたり、2週間程度の期間が目安と推測されます。後はどの程度の人数を対象とするかというところですね。
市場規模は新型コロナによる最終的な死者数×2倍程度という規模感でしょうか。
MN-166(イブジラスト)についての補足
イブジラストは、日本と韓国で、喘息および脳梗塞発作後の症状の治療薬としてすでに27年以上使用されている経口投与の低分子化合物です。(メディシノバHPより)
この為、安全面では有利な条件となります。メディシノバが開発を進めているのはこの化合物の他の疾患への適用拡大で複数のプロジェクトが現在進行中。新型コロナの世界的な影響拡大により3/9より本治験にかかる開発を始めていたところでした。
重症肺炎および急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を対象としたMN-166(イブジラスト)の開発開始に関するお知らせ
本日のまとめ
- メディシノバの新型コロナへの新薬開発が臨床段階に!(株価急騰)
- 臨床試験の期間は比較的短期間で済みそう?
- 効果が判明した時の対象となる患者の規模感は数万~数十万人というところか?
今だ売上0が続くメディシノバですが、こんな形で初の売上達成に繋がるかもしれまん。世の中どう転ぶかわからないものですね。
バイオは現物、株式投資は自己責任で。
ではでは、皆さんがよい投資生活を送れますように。
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