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【GNI】2019年12月期 本決算【完全黒字でcullgen超強化】 2020/2/15

こんにちは、なんとなく健康の為(ポイントの為)に日々、歩き続けているぷーです。

世の中はコロナウィルスで騒がしい日々が続いていますね。早く終息してほしいものです。さて、GNIグループより本決算が発表されましたので簡単に紹介します。

2019年12月期決算発表

2019年12月期の結果は、売上7,446百万円(+48.4%)、営業利益1,302百万円(+129.0%)、当期利益837百万円(+335.9%)、親会社の所有者に帰属する当期利益389百万円(+589百万円)と前年と比較して、大きく伸長しました。

これは主にアイスーリュイの売上の伸び及び減税の影響、米BAB社の利益率向上によるものです。発表されていた業績予想と比べると売上が予想超過、利益面では、営業利益は6千万程度未達ですが、親会社の所有者に帰属する当期利益は、9百万円超過となっています。

次にセグメント毎の四半期毎の動向を見てみます。

医薬品事業(主にアイスー)

売上収益︰前10-12月 1,009,159千円(+7.6%) 1-3月 1,092,955千円(+8.3%) 4-6月 1,386,531千円(+26.7%) 7-9月 1,465,793千円(+5.7%) 10-12月 1,699,235千円(+15.9%) 

セグメント利益︰前10-12月 26,141千円(-1,403千円) 1-3月 37,488(+11,347千円) 4-6月 173,431千円(+135,943千円) 7-9月 182,729千円(+9,298千円) 10-12月 27,882千円(-154,847千円) 

期末元円レート:前12末 15.8円/元(-4.3%) 3末16.5円/元(+4.4%) 6末 15.7円/元(-4.8%) 9末 15.114円/元(-3.7%) 12末 15.6円/元(+3.2%)

 医薬品事業については、売上収益が、第3四半期比で+15.9%と順調な業績拡大が続きます。ただセグメント利益を見ると第4四半期で利益率の低下が見られました。ここでは分からないのでちょっと保留です。

医療機器事業(主にBAB社)

売上収益:前10-12月 431,997千円(-17.0%) 1-3月 482,410千円(+11.7%) 4-6月 457,544千円(-5.2%) 7-9月 448,581千円(-2.0%) 10-12月 434,378千円(-3.2%)

セグメント利益︰前10-12月 118,322千円(-18.7%) 1-3月 187,412千円(+58.4%) 4-6月 282,829千円(+50.9%) 7-9月 216,800千円(-23.3%) 10-12月 178,161千円(-17.8%)

期末ドル円レート:前12末 108.497円/ドル(-4.6%) 3末 110.815円/ドル(+2.1%) 6末 107.885円/ドル 9末 108.082円/ドル(+0.2%) 12末 108.661円/ドル(+0.5%) 

大きく利益率が上昇した第2四半期に比較すると第3四半期に続きやや悪化しましたが、前年比では高い利益率を維持しています。相変わらずこのセグメントは変化傾向がわかりにくい印象です。

販売費及び一般管理費、研究開発費

研究開発費︰前10-12月 100,994千円(-) 1-3月 127,681千円(+26,687千円) 4-6月 176,679千円(+48,998千円) 7-9月 252,851千円(+76,172千円) 10-12月 200,908千円(-51,943千円) 

減価償却費︰前10-12月 41,228千円(-) 1-3月 52,805千円(+11,577千円) 4-6月 55,261千円(+2,456千円) 7-9月 65,675千円(+10,414千円) 10-12月 63,012千円(-2,663千円)

人件費︰前10-12月 357,949千円(-) 1-3月 362,287千円(+4,338千円) 4-6月 393,720千円(+31,433千円) 7-9月 408,281千円(+14,561千円) 10-12月 526,809千円(+118,528千円)

販売費及び一般管理費︰前10-12月 828,965千円(-) 1-3月 959,022千円(+130,057千円) 4-6月 1,086,121千円(+127,099千円) 7-9月 979,684千円(-106,437千円) 10-12月 1,309,608千円(+329,924千円)

3種の項目別の費用の推移を見ると第3四半期と比べ、研究開発費及び減価償却費はやや減額となっていましたが、人件費がものすごい額増えていました。販管費全体では3億ちょいの増加となっています。よく見ると決算短信販管費の説明欄で「cullgenの事業規模拡大による費用増加」と今回から記載があります。

3ヶ月で人件費1億増加という事は数百人規模の人員強化なのでしょうか。

という事で医薬品事業全体での利益率の低下の要因が判明です。cullgen超強化でした。

2020年12月期の連結業績予想

2020年12月期の業績予想は、売上9,672百万円(+29.9%)、営業利益1,516百万円(+16.5%)、当期利益951百万円(+13.6%)、親会社の所有者に帰属する当期利益533百万円(+36.9)となっています。

売上収益は2019年12月期のアイスーの売上の伸びをそのままさらに上乗せですね。引き続き売上は順調のようです。

利益面ではパッと見た感じいまいちな印象でしたが、cullgen強化に投資しまくっている事を考えると納得です。むしろ先行投資を拡大しつつも増収増益を確保する姿勢が堅実で好感を持ちました。

まとめ

今回の決算では、引き続きアイスーの売上の好調さが確認できたと思います。また、cullgen強化へ大きく踏みだした事が決算から読み取れました。そして何より先行投資を拡大しながらも利益の確保・拡大が可能になったGNIの成長ぶりを嬉しく思いました。

引き続きF351の結果などもやもやする点も多いですが、そこは我慢ですかね。

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ではでは、皆さんがよい投資生活を送れますように。

 

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