【調整中】そーせいにトレンド変換の兆し【今週の動きに注目】 2019/09/17
こんにちは、なんとなく健康の為(ポイントの為)に日々、歩き続けているぷーです。
本日、日経平均は久しぶりに22,000円を超えて引けました。ぱちぱちぱち。一方、マザーズ指数は朝一崩れた後引けにかけて反転し、なんとかプラス引けとなりました。9/12からの無慈悲な下げもここで一旦反転だと思いたいですね。
さて、という外部環境の中、ここ1月半ほど中期調整中のそーせいが反転しそうなチャートになってきた気がするので本日の話題にします。
そーせいの値動きを振り返る
そーせいグループは、買収したHeptares社関連の契約(Pfizer社及びAstraZeneca社など)内容が好感され、2015年末から2016年5月にかけて、887.5→6545.0円(4分割考慮)と株価は大きく上昇しました。
その後、2018年末までほぼ下げつづけ、年末には748円をつけました。(全てなかったような株価です。涙)
その間、増資があったり、カニクイ猿問題が起きたりと、ホルダーとしては非常に辛い(買い増しチャンス)状態が続きました。
年末を境に、遂に長期下降トレンドが終わり、約7ヶ月上昇が続きました(まだ上昇中?)。
戻り高値は現在、8/5につけた2794円となっています。その後、1ヶ月半ほど調整期間となっており、本日安値2088円を付けました。
バイオセクターとそーせい短期の心理面
バイオセクターは8月末の新薬の薬価決定に伴うアンジェスショックの余波が残る状態で、ここ1~2週間で悪材料が重なりました。
- 9/6 ラクオリア創薬にて、日本での統合失調症を適応とした第3相臨床試験で有意差なし。
- 9/9 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所にて、第3相臨床試験試験中の、緑内障・高眼圧症治療剤の開発中止
- 9/13 エーザイにて、早期アルツハイマー病を対象とした第3相臨床試験の中止
- 9/15 アメリカの大手製薬会社パーデュ・ファーマが米国内におけるオピオイド訴訟にて、1兆円以上を支払う和解案で暫定的に合意し、連邦破産法11条(日本の民事再生法にあたる)の適用を申請。
最後のアメリカの材料がなかなかインパクト大ですね。日経平均が順調な中、マザーズ市場は理不尽な下げが続き、その上でバイオセクターは悪材料だらけ。そして、先物が下げた状態で週末を迎え、連休中には海の向こうで巨額の支払いによる製薬会社の破綻。そして、週明けの本日、寄り付きから怒涛の下げ。そーせいは、開始5分で100円以上下げました。そーせいにここ1ヶ月でINした人なんかは、恐怖といったところでしょうか。
そーせいのローソク足に注目
そーせいの日足でみると8月末に75日移動平均線を割った後、しばらく75日線に沿うようにもみ合いながら経過していました。そんな中、9/11には、市場全体で大きく上昇。夜間の日経平均先物もさらに上昇し、翌9/12は、そーせい含め多くの銘柄がGUで始まりました。そーせいの始値は、75日線を超えて始まり、ここから反発が来るかと期待感は大きかったように思います。
結果は、冒頭に書いたように日経平均の堅調さとは裏腹に無慈悲な下げがやってきました。そして本日、度重なる悪材料による投資家心理の悪化により、2088円を09:05に記録しました。その後は急速に反発し、長めの下髭を付けて終えています。
この3営業日のローソク足をみると、(最後の?)抱き陰線からの下げ三方先詰まりという形状です。
週足をみると、直近高値からの押し目を形成しているように見え(個人的に)、本日時点では週足は、26週線にタッチ寸のとこまで髭が伸びている状態です。今週、下髭を付けたまま陽線で引ければ調整終了感が出て来そうです。今週のそーせいの動向に注目したいと思います。
終わりに
個人的には、短期的なチャートは投資家心理を表し、長期的なチャートは会社の成長を現していると思っています。なので、長期投資をする上では、そこまで短期チャートは気にする必要はないと考えています。
ただ、チャート見ながらこうなるかなーとかあれこれ考えて見るだけでもいろいろ面白いのでチャートを良く眺めたりしている毎日です。
ではでは、皆さんがよい投資生活を送れますように。資産運用は自己責任で。
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