【そーせい】炎症性疾患を標的とした新規創薬提携【アッヴィ】
こんにちは、なんとなく健康の為(ポイントの為)に日々、歩き続けているぷぅです。
相変わらず、ぷぅの主要投資先バイオ(GNI、そーせい、サンバイオ)はいずれも2000円を超えられない状況が続いております。
ちょっと上げてもすぐ売られるんだよなー
昨夜に、サンバイオ、本日(6/25)場中にそーせいが好材料を発表しました。
多少は上がりましたが、不発感が強いです。
明日以降どうなるか、、、期待せずに見ています。
今回は、まだ記事にしていなかったそーせいのIRに触れたいと思います。
そーせいグループとアッヴィ、炎症性疾患を標的とした新規創薬提携に関するお知らせ
アッヴィ社との新規創薬提携のお知らせですね。
では内容を見ていきたいと思います。
アッヴィとの新規創薬提携の概要
- 当初は炎症性疾患および自己免疫疾患を標的とする新規低分子の創薬に注力
- 独自のStaR®/SBDD技術を応用し、候補品を見出し、その治験許可申請のための前臨床試験までの研究開発をそーせいグループが実施
- アッヴィはその後、独占的ライセンスオプションを行使し、グローバルな開発・販売を行うことができる
- 契約一時金と初期マイルストン合計で最大32百万米ドル
- 最大377百万米ドルのマイルストンに加えて、ロイヤリティを受領する
- アッヴィは最大4種のターゲットを選択できるオプションを有しており、総額1,000百万米ドルを超える取引額となる可能性
このあたりは、別途掲載された説明会資料に纏められています。
創薬提携は昨年のジェネンテック、武田に続き短期間の間で3つ目です。
2015年のファイザー、2016年のアラガン(現アッヴィ)との大型契約を合わせると、潜在的な取引総額は82億米ドル以上となります。
1兆円近くまで積みあがってきた!
さすがです。
相変わらず株価は低空飛空していますが、さすがです!
ムスカリンM1作動薬及びM4作動薬プログラムへの補足
これまでのそーせいの株価のピークは、この契約一時金125百万米ドルのM1及びM4作動薬プログラムの契約発表の頃でした。
今では株価は当時の3分の1くらいですねー
この契約はアラガン社と交わされましたが、アラガンは今年の5月にアッヴィ社に買収されました。
あれ、じゃあこの巨額契約どうなったの?
という問い合わせが多かったらしく、今回の説明会に合わせて補足説明がなされました。
田村社長いわく
- 契約は完全にアッヴィに引き継がれる。
- 開発資金は既にアッヴィから拠出されている。
- 今後アッヴィ社内で本パイプラインについてのレビューが行われ、今後どうなるかが決定するだろうが、今の段階ではどうなるかわからない。
- 仮にそーせいに返還された場合、本件に係るすべての知的財産がそーせいに帰属することになる。
- 返還というシナリオになった場合においても、本プログラムがより価値を生み出せるように準備は行う。(返還されて価値が増したパイプラインは世の中に多いとの話もあった)
- 今回新たにアッヴィ社と結んだ契約とこのプログラムは一切関係ない
まーこんなところです。
一番気になるカニクイザルの話は、契約上現状の説明ができないようなことを言っていた気がします。
本日のまとめ
そーせいがアッヴィ社とまた新たな大型契約を提携しました。
でも、そーせいの場合、もうそんなにサプライズ感ないんですよね。
この結果、株価は少し上げた程度です。
ある意味すげぇ。
もうちょっと株価もついてきてくれると保有してる気分もよくなるんですけどね。
まぁ、製品が続々出てくる時代まで待ちますか。
バイオは現物、株式投資は自己責任で。
ではでは、皆さんがよい投資生活を送れますように。
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