エムスリーの成長から占うGNIのこれから 2019/09/05
こんにちは、なんとなく健康の為(ポイントの為)に日々、歩き続けているぷーです。
本日は、昨日(4日)に香港で『逃亡犯条例』が正式に撤回されたことなど海外リスクの低下を背景に日本の株式市場でも全面高の展開となりました。その中でも私が目を引いたのはエムスリー(2413)の+10%近い大幅な上昇です。これは海外リスクの低下に加えて日経平均に新規採用された事が材料となっていたようです。今回はそのエムスリーとGNIを売上、時価総額の面で比較してこれから大きな飛躍を迎える(と、思っている)GNIの今後の推移を検討してみました。
エムスリーはどんな会社
会社四季報の記述では、医療従事者向け情報サイトで製薬会社の情報提供支援。とあり、ヘルスケアの分野ということで分類としては強引ではありますが、GNIと同じです。エムスリーの凄いところは、10年以上基本的に増収増益が続いており、株価もこの10年でなんと10倍以上!チャートはきれいな上昇トレンドがその間、続いています。なお、増収率は数十%というところ。これぞ、長期投資の醍醐味って感じの成長ですね。早くGNIもエムスリー先輩に追いつかないかな。
株価推移の比較
縦軸を調整後株価(GNIは3分割考慮せず)の年平均値、横軸に年でとっています。上段がエムスリーの推移ですが、GNIに比べて長期にわたり、非常にきれいな上昇を描いています。
売上推移の比較
縦軸に売上(単位は億円)、横軸に年でプロットしています。エムスリーは株価同様、綺麗な上昇カーブを描いています。一方、GNI(2019年は、第1,2四半期から線形外層で売上を予想)はまだ量的には少ないですが、アイスーリュイを売り出して以降、大きく伸びており(M & Aもあるけど。。。)、その上昇角は、エムスリーを凌駕しています。
売上と時価総額の推移
縦軸に年平均時価総額(決算短信記載の年間平均株式数×平均調整後株価、単位は億円)、横軸に売上(単位は億円)でプロットしています。なお、GNIの2019年の時価総額は本日現在としています。エムスリーをみると、売上100~200億円以降は、時価総額と綺麗な相関が見られます。一方GNIを見ると、まだ売上が少ないからか、業績以外の要因に影響されてそうな事がわかります。
考察
- 業績と時価総額が連動するのは、少なくとも売上が100億円以上となってから。それまでは、材料性の株価変動が大きい。
- 今のGNIの売上からすると現在の時価総額はそう間違ってなさそうな市場評価っぽい。
- GNIの成長を見るに本格的に業績相場が始まるのはまさにこれからか。
- GNIの成長速度だと時価総額が10倍になるのは○年後!?
というところでしょうか。ただ、実際には業態も違いますし、利益率も違うので単純にはいきませんが、エムスリーと同様に業績が伸びていけばGNIも似たような経過をたどるのではと思っています。
終わりに
バイオ関連の企業は、日本では業績が安定して伸びている企業は非常に少ないのが現状です。なので、将来の業績を想定した思惑で動く事が多く、その結果株価の上下も激しくなります。ただ、最終的には企業の価値は業績に収束するはずだとぷーは考えています。このため、業績が飛躍的に伸び出したGNIの近未来にぷーは大きな期待を持っています。
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ではでは、皆さんがよい投資生活を送れますように。資産運用は自己責任で。
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